幸せを見つけるという行為は
本の絵探しに似ている
限られた空間と時間のなかで
どれだけ多くの幸せを見つけられるか
たとえ幸せを見つけられなくても
時間と共にページはめくられていく
同じページを開いているのに
大きな幸せしか見つけられない人がいる
小さな幸せをたくさん見つけられる人もいる
見つけられる人は何が違うのか
それは普段から絵探しをしている
ありそうな場所を把握している
そして何より必死に探している
幸せが見つからないと言って
そのページをかんたんに諦める人は
大きな幸せが出てくるのを待ち続ける
残りが何ページかも分からないのに
ページが捲られるのを待っている
探しもせずにただただ待っている
大きい幸せも小さい幸せも
見つけやすさが違うだけで同じ幸せ
待つのではなく探してみよう