トランプ記憶を使ってチーム戦ができないか考えていたところ、『トランプ記憶リレー』&『伝言ゲーム』というのを思いつきました。
記憶競技の布教や初心者の入門講座に使えそうなのが伝言ゲームで、私が競技者向けだと感じているのがトランプ記憶リレーです。
念のために伝えておきますが、リレーといっても走るわけではありません。
みんなで走って記憶するのも面白そうなので、そちらはまた別の機会に誘わせていただきます(笑)
今回はトランプの受け渡しをして、全員が終わるまでのタイムを計る『リレー』です。疾走するのはメモリーパレス内です。
メモリースポーツの競技人口が増えてくると、チーム戦はかなり盛り上がると思うので、ぜひプレイしてもらいたいです!!
トランプ記憶の伝言ゲーム(口頭リレー)
伝言ゲームのお題が、トランプの並び順に変わっただけのゲーム。
挑戦する枚数を増やしていく中で、「イメージ変換, ストーリー法, 場所法」と順に解説していけば、初心者でも挫折しにくいと思います。
いきなりトランプ52枚の変換を考えるというのは、ちょっとハードルが高いですからね。
記憶術を使っていると、口頭で伝える際にマークと数字ではなく、イメージの名前を言ってしまいそうになるのが面白いポイント。
チームで時間を競ったり、記憶する枚数を増やして、限界に挑んだりするのも楽しいと思います。
タイムを計測する場合、最後のプレイヤーがトランプで並び順を再現してからタイマーを止めると良いでしょう。
「耳で聞いてイメージへ変換 → イメージを場所に置く → 場所を辿ってイメージを思い出す → イメージの数字とマークを口に出す」
という作業が必要になるため、頭をものすごく使うと思います。
競技者向け(トランプ記憶リレー)
わいわいできて面白そうなのは、言い間違いの起きそうな口頭リレーですが、競技に向いているのはトランプをリレーする形式です。
トランプ記憶リレーは記憶用デッキを受け渡しして、全員が52枚のトランプ(同じ並び順)を覚える競技です。
デッキは「プレイヤー人数+1組」必要になります。
プレイヤーは3~5人程度で、最初のプレイヤーが記憶を始めてから、最後のプレイヤーが記憶し終わるまでのタイムを競います。
リコールは、記憶用デッキが自分の手を離れたら開始し、全員がリコールし終わったら答え合わせをします。
正解枚数に応じて勝敗を決めてもよさそうですが、完答前提のタイム勝負というのも捨てがたいですね。遊ぶ人が決めてください(投げやり
チーム戦と言いつつも、それぞれがベストパフォーマンスができるかどうかなので、どうしても個人競技っぽさが抜けませんよね……。
もう少しみんなで協力してプレイする種目があると、一体感が生まれて楽しそうだなと思っています。
リレー形式は試合が盛り上がりそう
同じ会場でプレイするのが一番いいでしょうが、参加人数を決めておけば、離れている別のチームとも対戦できます。
試合をする際、記憶のスタートを同時にすると、記憶の競り合いが目で見て分かるので、実況者も観客も盛り上がりそうだなと私は思っています。
「○○さんはいつもより早いペースですね」
「××さんが相手チームを追い抜いた!!!」
「なんと同じタイミングで次のプレイヤーへ」
しかも、最後に答え合わせが待っているというドキドキ感。
やってほしいぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!
プレイヤーとして参加したら、答え合わせで心臓が飛び出てしまいそうですよね。……私は観客席に座らせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。