私は先月、トランプ記憶のタイムを縮めるために、AO固定の練習をしていました。
簡単に説明すると、「透明人間がObejctにActionするイメージ」を作る練習です。(※POA順を使っているため)
詳しくは、5ヶ月目の練習記事をご覧ください。
練習中に、私はふと思いました。
これって透明人間じゃなくて、自分がObjectにActionしてもいいんじゃないか?
そこで、『OAシステム』と勝手に名付けて、トランプ記憶に挑戦してみました(笑)
PAOシステムとOAシステムでは、Actionの使い勝手が違うので、ちゃんとした練習はできていません。
それでも、初挑戦で「1分34秒」(リコール4分44秒)という記録を出せたので、可能性を感じています。
『OAシステム』とは?
『OAシステム』は名前の通り、Personの使い分けをしません。
プレイスにObjectを置き、そのObejectに向かって、自分がActionするイメージで記憶します。
分かりやすく言うと、ガンシューティングゲームのような構図になります。
FPS(1人称視点)でも、TPS(3人称視点)でも、問題なく暗記できました。OAの組み合わせによって、切り替えるのもいいでしょう。
プレイスは24ヵ所使い、残ったカード4枚はPAOシステム同様、ビジュアルや音記憶で覚えます。
メリットとデメリット
~ OAシステムのメリット ~
Personをイメージするのが苦手な人や、ストーリーを作るのが苦手な人に向いているシステムかもしれません。
自分がどこで何をしたのかという、疑似体験的な記憶になっているお陰か、イメージが軽い割には記憶できている印象です。
プレイスに置くイメージがObjectひとつで済むため、場所を回るスピードが上達のポイントになりそうです。
憶測ですがOAシステムの使い勝手は「1カード1イメージの1in1」に近く、難易度は「PA, PO, 1カード1イメージの2in1, etc. 」に近いと思います。
私はOAシステムに挑戦したお陰で、以前よりもイメージの世界へ入る感覚をうまく掴めるようになりました。
OAシステムのデメリット
ObjectとActionの組み合わせが少ないため、作ったイメージを混同しやすく、複数回のプレイには向いていません。
また、プレイスに置くのが「Object」だけなので、PAOシステムなどと比べて印象が弱くなりがちです。
イメージを安定させるには、Objectの置き方を工夫する必要がありそうです。
OAシステムの可能性
「新しいシステム」「プレイスの追加」という慣れていない状況での挑戦だったので、すこし慎重に暗記しました。
それでも、1分37秒というタイムを出せたので、ちゃんと練習をすればまだまだ早くなりそうですね。
PAOO, PAO, PA, PO, 2カードシステム, 1カードシステム,etc
トランプ記憶の変換術は色々ありますが、実際に自分で試して自分に合った方法を見つけるのが一番です。
選択肢のひとつとして『OAシステム』を知って貰えたらいいなと思い、紹介記事を書きました。
紹介しておいて難ですが、私はプレイス数を抑えたいので、OAシステムではなくPAOシステムを使っていく予定です。
本当は何日も練習を重ねて、OAシステムの再現性や成長度を見たいのですが、私の身体はひとつしかないので……笑
また、気分転換したいときにでも、試してみようと思います。
【追記】OAAシステム
プレイス数を減らしたかったので、3in1になるように「OAAシステム」というものを考えて、実際に挑戦してみました。
「ObjectにActionしたらActionする」という、最後のActionを物語の落ちのように使うイメージです。
数回しか挑戦しておらず未成功ですが、1分03秒/46枚(リコール4分00秒)は記録しました。
最後のActionイメージが定まっていない状態なので、まだまだ伸びしろがあります。
1カード2イメージの3in1で、OAシステムのデメリットも解消できるのでなかなか魅力的でした。
もし興味があれば、OAAシステムもぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。