あなたは子供の頃、サンタさんに何をお願いしていましたか?
私は「最新のゲーム機をください!」と願っていました。
1度も願いは通じませんでしたけどね。
トランプ記憶にハマっている私が今、子供の頃にもどったら、迷わずトランプが欲しいと願うでしょう。
お金がかからなくて、いい子だわぁ(涙
じゃあもし私が、サンタになったらどうするのかというお話。
トランプ記憶にハマったサンタ
子供たちが寝静まった頃。
シャンシャンシャンと鈴音をリズミカルに響かせながら、きれいな星空を飛んでいくソリ。
そう、今日はクリスマスです。
サンタクロースの行き先は、今年いい子にしていた子供たちの家。
いつもと違うのは、サンタさんがトランプ記憶にハマっているということ。
子供たちの家に着くと、気づかれないように注意しながら、そっと枕元にトランプを置いていきます。
そう!トランプです!
トランプ記憶は楽しいし、勉強にも活かせるんです!
みんながやってくれることを願います。
次の家、次の家、次の家……。
「数が多くて大変だなぁ」
そんなことを思いながら、頭を抱えつつ、必死に家をまわるサンタ。
朝が来る前に、なんとか配り終わったサンタは座って一息。
そっと目を閉じて、子供たちの顔を思い浮かべるのでした……。
目を覚ました子供たち
子供たちは目を覚ますと、とてもビックリ!
だって枕元には、サンタの置いていったトランプがあるんです!
- 信じられないという顔で驚く子供
- 思わず親に抱き着く子供
- 期待外れだったのか落ち込む子供
色んな反応をする子供がいました。
でも、喜んでいる子供はひとりもいませんでした。
なぜなら……
枕元にあったのは、「1枚のトランプ」なのですから。
一方そのころ
子供たちとは対照的に、とても楽しそうなサンタがいました。
「1件目は短髪の子だな。ハニワだから、ハートの2!」
「2件目はオシャレな家の子……そうだ、スイカだ!スペードの1!」
「3件目は……」
……。
うーん。思っていたより、タイム遅かったなぁ。
来年は2枚ずつ置いて、まわる場所を減らすか。
~おしまい~
私がサンタクロースになったら、記憶術を身に着けていない子供でも、一生忘れられないクリスマスになります(笑)
プレイスに困らないであろうサンタに、憧れるぅううううううう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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