「あの人のブログがなくなってる」「あの人のアカウントが消えてる」「あの人がずっとツイートやイイネをしていない」
あなたは、あの人の行方が心配になったことありませんか?
- 嫌なことがあって辞めたのだろうか
- 更新料を払い忘れるドジっ子だったのだろうか
- 不慮の事故にあってしまったのだろうか
答えを知る人はいない……
ネット上の関係って、すごく簡単に切れてしまうんですよね。
私は自分から連絡しないくせに、心配性なのでずっと一人でソワソワしています。
今回は書こう書こうと思いながら、ずっと書けずにいた “遺書” を書くことにしました。
私を気にかけてくれる人がいるのか分かりませんが、「立つ鳥跡を濁さず」の精神です。
もし私が亡くなったら、ブログやTwitterに報告がいくと思うので安心?してください。
遺書と遺言書の違いに注意
- 『遺書』……家族や友人に向けたメッセージ
- 『遺言書』……財産分与等について書かれた法的な書類
遺言書は、書き方や訂正方法に決まりがあります。本人が遺言書だと思って書いても、条件を満たしていなければ遺書と同じです。
法的な効力が欲しい場合は、かならず遺言書の書き方を調べるようにしましょう。
私は「ブログやTwitterにメッセージを載せてほしい」「アカウントやデータの削除をお願いしたい」という内容がメインなので、遺書を書くことにしました。
遺書でも作るのは大変
私の場合、ブログやTwitterを運営してることを伝え、ログイン方法、公開してほしい記事、操作手順などをまとめる必要があります。
他にも登録しているASPの解約、持っている証券口座や暗号資産口座の情報、パソコンのデータや外付けHDDの扱いについて などなど
すごく面倒臭いです!!
もっと大変なのが『遺言書』です。
不備が無いように気を付けないといけませんし、直筆じゃないと効力が無いので。
遺言書を書こうと思っている方は、余裕をもって作り始めることをオススメします。
書いた内容はこんな感じ
私が書いた遺書の内容を、一部ですが参考までに載せておきます。
私はブログとTwitterのアカウントを所有しています。
運営者が亡くなったという報告をしたいので、お手数おかけしますが、以下の作業をしていただけるとありがたいです。
= ブログに関して =
- 【ログイン画面】https://indoor-soul.com/login_2960/
- 【パスワード】password
- ログイン後、投稿一覧をクリック
- 記事名『○○』にカーソルを合わせる
- クイック編集という項目をクリック
- 日付を亡くなった日に変更
- ステータスを公開済みにして更新
=Twitterに関して=
~~~略~~~
以上、よろしくお願いいたします。
Twitterの省略した部分は、ブログと同様に操作方法を書き、ツイートして欲しい内容を載せています。
登録サイトやASPは「ID・PASSWORD」をまとめて、所有口座は防犯の観点から「会社・支店・番号」のみ書きました。
家族や友人へのメッセージは悩み中
遺書にはブログやTwitterの作業依頼に加えて、家族や友人への手紙も入れるつもりです。
とはいえ、手紙を渡された側は扱いに困りそうなので悩みどころ。
遺書を書く必要がないくらい、日ごろから感謝の思いは伝えておけって話なんですけどね。
エンディングノートを買ったほうが楽かも
ちゃんと終活をするなら、葬儀の形式や呼ぶ人を決めたり、遺影の準備をしたりする必要があります。
自作だと書き忘れの項目が出てくる可能性があるため、エンディングノートを買って書いたほうが楽かもしれません。
ノートが目に入ったら1つ埋めると決めて、ちょこちょこ書き進めるのが良いでしょう。
生や死と向き合う
遺書は自分の “死” だけでなく、今後の “生” について考えるきっかけになります。
やり残していること, 伝えておきたい思い, これからどう生きていくのか, etc.
あなたも遺書を書くことで、自分の死生観を今一度問い直してみてはいかがでしょうか?
私はその日その時を過ごすだけで、息苦しく感じていた時期がありました。
そんな私も、自分の死後それも残された人のことを考えられる程度には、心に余裕が出てきたようです。
毎日を笑顔で過ごして、もっとたくさんの人を笑顔にしたいなぁ……
以上、終活の記事を書いているのに、記事の締め方に迷走しているアウルでした。