【小話】ゲーム『モンスターハンター』の思い出

今から何年も前の話……

友達4人で遊んでいる際、モンハンをプレイしようという話になった。

だけど、私は未所持・未プレイの超初心者

「ふたつあるから、ひとつ貸してあげるよ。」

友人に借りて、操作方法を教えてもらいながら討伐へ

トカゲっぽいモンスターを狩り

トリっぽいモンスターを狩り

カンコン カンコンと採掘をする

私が操作に慣れてきたので、大物を倒そうということに。

めちゃくちゃでかいドラゴンを倒すらしい

体力がすごく多いから、武器以外でも攻撃する必要があるんだとか

「こっちにきて~」

「ここにたくさん樽おいてー」

みんなの真似をして樽を置いていく

隣にいた友人が突然

「ちょっっっwwwww」

と笑い始めた

なんで笑うんだろう?

小さい樽ってダメージ少n

めっちゃふっとんだ

大タルは置いても爆発しないが

小タルは置いてしばらくすると爆発するらしい。

与えるダメージが違うだけかと思ってた

「ごめん……」と私が謝る中、みんなお腹を抱えて笑っていた。

チリも積もれば山となるの精神で

小さいタルまで置いてしまった私。

クエスト初失敗の原因が “自爆” なんてやつは、

世界中を探してもほとんどいないだろう

あれからモンハンは一度もプレイしていない。

別にバカにされたとか、トラウマになったとかではない。

単純にプレイする機会がなかった

でも、だからこそ

私はモンハンの文字を見るたびに、みんなで遊んだときのことを思い出す

自分の盛大なやらかしと共に、一緒に笑ってプレイした記憶がよみがえる。

彼らは元気に過ごしているだろうか

今でも一狩り行こうぜ!と誰かを誘っているだろうか

あのとき倒せなかったドラゴンを、いつかまたみんなで狩りに行けたらいいなと思う。

おしまい

画家の気持ちを考えてみた
髪が薄くなったときの話
ネタを考えてみた
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